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バカラ&ミニバカラのビガリッシュ・ビッグ

 
バカラのルールでは、プレイヤーのハンドがバンカーより先にプレイされるので、バンカーのカードのほうがわずかに有利になります。そして、現在のバカラルールでは「タイ」の場合を除いてバンカーのハンドの勝率が50.7%、プレイヤーのハンドの勝率が49.3%になります。

ですので、少しカジノゲームの期待値に知識を持っているプレイヤーだと、1.4%の勝率差を考えて、つねにバンカーのほうにベットチップを置く人もいます。


しかし、バンカーにベットして勝った場合は「ビガリッシュ」(ビッグ)と呼ばれるハウスへの手数料(コミション)が発生し、その額が5%ほどです。そのため、シューが空になった時やゲームが終了しテーブルから離れるときにコミッション分の手数料の清算をまとめて求められます。

このビガリッシュがあることにより、引き分けの「タイ」も入れて計算すると、ハウスはバンカーのベットに対して1.17%、そのほかすべてのプレイヤーに対して1.36%のエッジがつくことになります。


(参考文献:カジノ大全/ダイヤモンド社)




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